2015/10/02 (Fri) １０月１日

鳥居先生のレッスン

「川」

Ｒｉｓｏｌｕｔｏ　＝　「きっぱりと、決然と」
Ａｎｄａｎｔｅ　ｍｏｓｓｏ　＝　「躍動して歩く速さで」
　　ここではピアノが川の流れを表現していて、
　　歌の部分は長い音符になっているが停滞することなく歌うように

Ｐ１４　上段２小節と中段１小節のパート分けは佐藤先生の指示に従う


Ｐ１３　下段　１小節　　ピアノ伴奏からＡｎｄａｎｔｅ　ｍｏｓｓｏのようだが、
　　　　　　　　　　　　　その前に繋がっている部分で pp で納めている
　　　　　　　　　　　　　それに惑わされず、合唱がガラッと変えて f で歌う

　　　　　　　　　　　　「よとせむふち～いらだち」の３小節でひとくくり
　　　　　　　　　　　　　　　「いらだち」が付け足しのようになってはダメ

　　　　　　　２小節　　Alt. ”レ♭ファシ♭”と次の小節の”ドミ♭ソ♭”は平行移動
　　　　　　　　　　　　　この上昇音形で Sop. を支えるので大きめに

Ｐ１４　上段　２小節～　「まことかわは」の１小節でひとくくり
　　　　　
　　　　中段　１小節～　「やまにこがれ」の１小節でひとくくり
　　　　　　　　　　　　　Mez. 音は低いが順次進行 (ソ♭ソ♮１音飛ばしてラ♮)
　　　　　　　　　　　　　　で密度の濃い音楽になっているのでテンションは下げない

　　　　中段　２小節　　Alt. のみが「ま」で音が動くのではっきり出す

　　　　　　　２小節～　「きりたつ～いのち」までの２小節でひとくくり
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　下段　１小節　　Mez.「たつ」で４度上、「ねに」で４度上の平行移動
　　　　　　　　　　　　　しっかり意識して大きめに表現

　　　　　　　　　　　　Alt. のみが「つ」と「に」で音が動く。しっかり出す

　　　　　　　２小節～　Sop. 「そら」で初めてアーフタクトで音が下がることを意識する

Ｐ１５　上段　１小節　　Sop.「そら」で下がったと思ったらすぐ「たか」で上がる
　　　　　　　　　　　　　クレッシェンドもあるので、興奮して良い所
　　　　　　　　　　　　　　Appassionato (情熱的)

　　　　　　　１小節～　Sop.「こが」で大きく驚かせる

　　　　　　　　　　　　Alt. はここから和声を作るためのパートになっているため難しい
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　２小節～　Sop. の「やま」「こが」Mez.Alt. の「いし」「みご」
　　　　　　　　　　　　　の音形を意識して
　　　　　　　　　　　　「こがれて」は Sop.Mez. には低いが
　　　　　　　　　　　　　　テンションは絶対に下げずに熱く歌う

　　　　　　　　　　　　「やまにこがれて」が問い　
　　　　　　　　　　　　　「いしをみごもり」が答え

　　　　中段　２小節～　「そらにこがれて」が問い
　　　　　　　　　　　　　「うおをみごもる」が答え　「うお」は上がるが
　　　　　　　　　　　　　　　その後は下降音形

　　　　下段　２小節～　①「さからういしは」
　　　　　　　　　　　　②「やまのかたち」
　　　　　　　　　　　　③「さかのぼる～たえる」

　　　　　　　　　　　　Sop.「さか」はＰ１３の「よど」と同じ跳躍　ファシ♭
　　　　　　　　　　　　　　「やま」はソ♭ド「さか」はファレ♭と上げていく

　　　　　　　　　　　　Mez. が下がるのは和声のためで法則に当てはまらない部分
　　　　　　　　　　　　　　下降音形でも①②③とてんしょんは上げていく

　　　　　　　　　　　　Alt. はファシ♭と下がり「いし」でレ♭ファと上がる
　　　　　　　　　　　　　「やま」でミ♭ドと下がり「のか」でミ♭ソ♭と上がる
　　　　　　　　　　　　　２回目の「さか」でファシ♭とまた下がり「るうお」で
　　　　　　　　　　　　　　　レ♭ファシ♭とまた上がる
　　
Ｐ１６　上段　２小節～　「さかのぼるうおは」(③) は前半のクライマックス


次回もう一回鳥居先生のレッスンがあるので、ここでしっかり思いだして
「川」の音取りのおさらいは終わるようにしよう。