LaPassione
練習内容や、活動報告をしていきます。
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羽山先生のご都合が悪くなり、急遽自主練に切り替え、
「白鳥」の音取りを中心に練習した。
各パート、不慣れのため、音とリズムが身体に入ってきていない。
何度も繰り返して練習していきたい。
話題はガラリと変わるが、今回の内容のメインはこちら。
夕方から、鳥居先生の演奏会があった。
先生は、現在大学院の一年生。
仕事と家族を持ちながら、再び学生となり、
常に向上心を持って学ぼうとする姿勢には、
頭が下がる思いだ。
演奏会は、大学のホールを使って、
同学年の学生5人が、
当然といえば当然のことだが、とても響きの良いホールで、
音が、心地よく身体に纏わり付くような印象であった。
(なんと稚拙な表現!筆者にはこれが限界なので、
今後もお許し頂きたい。)
鳥居先生は4番目に登場。
先生とは学部の時に同級で、
現在、オペラや宗教曲などの第一線でご活躍の
プリモテノールの高橋淳さんと。
シューマンの「詩人の恋」を演奏。
男性の恋愛を描いたもので、
心の高揚、切なさ、葛藤、怒り、諦め、
様々な感情が16曲に綴られている。
鳥居先生の初めの1音が鳴ったとたん、
その世界に引きずり込まれた。
高橋さんの歌声も、もちろん素晴らしいものだったが、
鳥居先生の、時に歌声を引き立て、時に歌声をリードする、
そのさじ加減が絶妙なのである。
お二人の技術もさることながら、
人生観というのか、積み重ねてきた人生そのものが
音楽に滲み出ているのではないかと感じた。
そして、お互いがお互いを尊敬し、
信頼していることが、さらに相乗効果を生み出し、
得も言われぬ化学変化をもたらしていく。
そこが、申し訳ないが、他の4名の若い学生さん達と、
決定的に違う点であった。
ピアノの最後の響きが消えていった後、
しばらくの間があった。
聴衆が、現実に戻るための時間だった。
割れるような拍手が、皆さんの感動を如実に表していた。
筆者の隣のY本さんは、思わず立ち上がろうと、
腰を浮かしかけたが、周りに遠慮してそのまま拍手。
(最後の演奏者の演奏後、全員再登場したときは、
堂々とスタンディングオベーションをしていた)
本当に心地の良い演奏だった。
どろどろとした感情も表現されていたのにもかかわらず、
後に残ったものは、暖かい気持ちだった。
良い音楽にふれたからだろうか。
時計を見れば、30分ほどの演奏時間だったが、
あっという間であった。
ずっと、余韻に浸っていたかった。
しかし、私たちは、なんて素晴らしいピアニストと
ご一緒させて頂いているのだろう!
ごく普通の主婦が集まった、ごく普通の合唱団が、
一流の音楽家である、指揮者とピアニストに指導して頂けるのだ。
その有り難さをかみしめながら、
私たちは、私たちなりに、
できる限りの努力をしなければ申し訳ない、と改めて思った。
そんなことを考えながら、家路についた。
鳥居先生、
煩雑な日常を忘れ、ほっこりした気分になる、
一服の清涼剤のようなひとときを、有難うございました。
「白鳥」の音取りを中心に練習した。
各パート、不慣れのため、音とリズムが身体に入ってきていない。
何度も繰り返して練習していきたい。
話題はガラリと変わるが、今回の内容のメインはこちら。
夕方から、鳥居先生の演奏会があった。
先生は、現在大学院の一年生。
仕事と家族を持ちながら、再び学生となり、
常に向上心を持って学ぼうとする姿勢には、
頭が下がる思いだ。
演奏会は、大学のホールを使って、
同学年の学生5人が、
それぞれソリスト(声楽家、バイオリニスト、チェリスト)を伴って登場し、
ピアノ伴奏をするものだった。当然といえば当然のことだが、とても響きの良いホールで、
音が、心地よく身体に纏わり付くような印象であった。
(なんと稚拙な表現!筆者にはこれが限界なので、
今後もお許し頂きたい。)
鳥居先生は4番目に登場。
先生とは学部の時に同級で、
現在、オペラや宗教曲などの第一線でご活躍の
プリモテノールの高橋淳さんと。
シューマンの「詩人の恋」を演奏。
男性の恋愛を描いたもので、
心の高揚、切なさ、葛藤、怒り、諦め、
様々な感情が16曲に綴られている。
鳥居先生の初めの1音が鳴ったとたん、
その世界に引きずり込まれた。
高橋さんの歌声も、もちろん素晴らしいものだったが、
鳥居先生の、時に歌声を引き立て、時に歌声をリードする、
そのさじ加減が絶妙なのである。
お二人の技術もさることながら、
人生観というのか、積み重ねてきた人生そのものが
音楽に滲み出ているのではないかと感じた。
そして、お互いがお互いを尊敬し、
信頼していることが、さらに相乗効果を生み出し、
得も言われぬ化学変化をもたらしていく。
そこが、申し訳ないが、他の4名の若い学生さん達と、
決定的に違う点であった。
ピアノの最後の響きが消えていった後、
しばらくの間があった。
聴衆が、現実に戻るための時間だった。
割れるような拍手が、皆さんの感動を如実に表していた。
筆者の隣のY本さんは、思わず立ち上がろうと、
腰を浮かしかけたが、周りに遠慮してそのまま拍手。
(最後の演奏者の演奏後、全員再登場したときは、
堂々とスタンディングオベーションをしていた)
本当に心地の良い演奏だった。
どろどろとした感情も表現されていたのにもかかわらず、
後に残ったものは、暖かい気持ちだった。
良い音楽にふれたからだろうか。
時計を見れば、30分ほどの演奏時間だったが、
あっという間であった。
ずっと、余韻に浸っていたかった。
しかし、私たちは、なんて素晴らしいピアニストと
ご一緒させて頂いているのだろう!
ごく普通の主婦が集まった、ごく普通の合唱団が、
一流の音楽家である、指揮者とピアニストに指導して頂けるのだ。
その有り難さをかみしめながら、
私たちは、私たちなりに、
できる限りの努力をしなければ申し訳ない、と改めて思った。
そんなことを考えながら、家路についた。
鳥居先生、
煩雑な日常を忘れ、ほっこりした気分になる、
一服の清涼剤のようなひとときを、有難うございました。
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プロフィール
HN:
passione
性別:
非公開
お礼
本当にありがとうございました
高橋さんは羽山さんとはダブルキャストで同じオペラに出演されていらっしゃることが多いですよね
今回の演奏会のチラシを皆さんにお配りする時、
羽山さんの「みんな応援に行って…」の一言が、
ジ~ンと胸が熱くなる位嬉しかったです
私は現役の学生さんと違って、
大学で学んだ事を現場で直ぐに生かす事が出来るので、
とても幸せだと思います
羽山さんはじめ、パッシオーネの皆さんに感謝です
次なるステップに向けて、
これからも皆さんにより音楽を楽しんで頂けるよう、
羽山さんの素晴らしい音楽・ご指導について行けるよう
頑張りますので、宜しくお願い致します
本番前の皆さんにお会いして、沢山パワー頂いたんですよ
Y本ちゃん、スタンディングオベーションありがと~