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練習内容や、活動報告をしていきます。

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羽山先生、鳥居先生のレッスン

「水たまり」
歌詞を聴いただけでは、詩の意味が伝わりづらい。
特に最初の部分の曲調には、
おどけたような遊びの部分があるため尚更である。

水たまりは、いずれ消えてしまうという儚さがあるし、
泥についての表現から、どんな幸せそうに見える人でも、
その人なりの悲しみや暗い部分があることを示唆している。

だが、そんな闇の部分を他人には見せないように、
明るく振る舞わなければ、と気持ちを切り替えるのが人間。
それが曲調に現れていると考えられるが、
そんな曲調のために、表現が中途半端にならなずに、
聴いている人にテキストがきちんと伝わるようにしなければならない。
「儚さ」がテーマである。


「やがて消え失せていく」~「空に向かう命はないか」は
「暗」の部分。泥の色、汚さ、生々しさを表現する。

「あの水たまりの濁った水が」~「ささやかな」は
「明」の部分。

「けれども一途な命はないのか」は
「暗」だが、ささやかな光を感じる。
ドラマチックに表現する。

「映した空の」~は「明」
苦しいけれど、開き直って明るく生きようとする心。


P8  冒頭部分から Mez.もう少し音量を大きく

P9  中段 3小節 Sop.「やがて」の響きがなくならないように

P10 下段 4小節 「だが」~はしっとりとした表現。
              そのためにはもっと前に出ないと行けない。

P11 中段 1小節 「あの」でいったん切ったあとは、
               Sop.死ぬほどレガート


「白鳥」
この曲の方が、歌詞に起承転結が描かれていてテキストが伝わりやすい。
人間に起こる、ありとあらゆる「激しい別れ」を乗り越え、
諦めずに力強く前進しようというメッセージを届ける。

P12 中段 1小節 「とびたとうと」~はもっとうねりが出るように。

P14 上段 3小節 「ぶのだ」最後まで大きく緊張感を持って。

P17 下段 2小節 ハミングAlt.は同じ音を保って。



午後練では、先生からの宿題であった「水のいのち」の色の移り変わりを話し合った。
「わだち」~「どこにでもあるみずたまり」は
   グレー 雨が上がってはいるが、まだ曇り空の色

「やがて」~「そらにむかういのちはないか」は
   濃いグレー 泥の濁った色

「あのみずたまりの」~「ささやかな」は
   水色 濁ってはいるが、心は綺麗で、空を映そうとする。

「けれども」~「いのちはないのか」は
   やや暗くなるが、ささやかながら光を感じる。

「うつしたそらの」~「ちいさなこころ」
   空の色 みずたまりの泥が下に沈殿し、澄んできて空の青さを映している。

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