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LaPassione

練習内容や、活動報告をしていきます。

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鳥居先生のレッスン

曲の歌い出し、フレーズの頭の準備不足
早めに息を吸い、口を母音の形に開け、
拍の頭に母音が来るように子音を早めに出す

下降形の時にテンションが下がりお腹の支えが緩むので
下降形の時こそ、お腹の支えをしっかりさせ
楽できないところだと認識する

ややもすると思春期のヤンキーのように
やる気ない感じに聞こえてくるので注意
これでは何も伝わってこない


Sanctus-Benedictus

すべてにおいて、この曲の最小単位である
8分音符を意識し、音符の長さ分きちんと延ばす

楽譜上の音量指示と実際では違ってくる。
Sanctusの最初は、ピアノの pp で始まり
Alt. は p で入るが Mez. の入りの p は当然、
Alt. より大きくなる

Alt. の次の san の入りの mf は、それまでのピアノ+3声部の
4つの音の重なりより大きめに入る必要がある
Mez. はさらに大きく、Sop. はさらに大きくと入っていく

P14の Do の f は全員揃って f
その後の Mez. Alt. の ple のff は2声部になるので
相当頑張らないと ff に聞こえない

P14 中段 5小節 Sop. の F#  G# A(ファ♯ ソ♯ ラ)
はフレーズの終わりであると共に、
跳び箱の踏み切り板の役目をする部分なので
絶対に収束に向かわないこと

ソロの部分は本来は2拍子であることは踏まえた上で、
8分音符が6拍ある中で、弱拍の5.6がどうしても緩んでしまう
ここを意識すると全体的に隙間がなくなる

P15 中段 5小節 このレガートが上手くいかないが
ここでこそ8分音符の刻みを身体で感じながらべたーっと歌う
特に2回目の osanna の時に注意して

下段の 3小節 Sop. の osanna で p に落とすが
次のMez. からはそれよりも大きくしていかないと f にまで
もっていけない 前のパートがどのぐらいの音量か
よく聴いて、自分のパートの音量を考える

7小節の na の響きが会場にどう響くかを聴いて
指揮者の指示を見て次の o に入る


Agnus Dei

この曲のテーマはレガート。母音を繋げる作業を意識する
声を出すときは毎回準備万端にしてから出すのが
当たり前になるようにする
(お腹の支え、姿勢、口の開け方、息)
決して不用意に始めない

この曲も8分音符の刻みを感じて。
特に白玉音符の時に気をつけて
余裕があるなら16分音符を意識して

P17 中段 qui の u の母音と i の母音の動きが揃っていないので
       汚く聞こえる

    下段 mi が現実的な響きになっている。口は縦

       2回目の Agnus の入りが準備不足
       ここは照明がぱっと明るくなる感じ
        Sop. は音程が低い

P18 上段 peccata の p は破裂音だが聞こえない
       cca は「ッカ」とつまる

       8小節 Alt. の入りは音をぶつけないように

    中段 どのパートも素敵なメロディーなので
        Mez. だけが埋没しないようにもっと出す

P19 上段 do は口を縦
 
    下段 7小節 転調していることに注意して
           D# は高めに


次回は、準備を怠りなくして、第一声から美しく歌おう!!
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