LaPassione
練習内容や、活動報告をしていきます。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
Passioneとは直接関係のないことを書くので、
お時間のない方はスルーして下さい。
以前にも話したとおり、筆者は現在、
期間限定の合唱団に所属して「カルミナ・ブラーナ」を歌っている。
大学時代の合唱団の指揮者 中島先生が、
古稀を迎えたのと指揮者生活40周年を記念しての演奏会である。
筆者の大学時代の合唱団と、
次に指揮をした恵比寿にある会社の合唱団と、
現在八王子市で指揮をしている一般の合唱団の3団体が合同で歌う。
八王子の合唱団に筆者の姉が所属している。
中島先生は古稀とは思えない若さで、
計算をすると当時は30代前半。
でも、学生の中に入ると見分けが付かないぐらいで、
さらさらヘアーでタクトを振っていた。
今はシルバーグレーになったが、さらさらは変わらない。
ダジャレが好きで(年とともに酷くなったような気が...)
「私は棒を振って(:「指揮をする」という意味)人生を棒に振った」
とおっしゃっている。
先週の土曜日、筆者が姉の合唱団の練習に参加し、
そのまま姉の家に泊まり、
翌日は姉が、筆者の大学の合唱団(小平市)の練習に参加する計画を立てた。
ところが、土曜日は中島先生が演奏会の近いオーケストラの練習で欠席。
同団が2月に開催する定期演奏会で演奏する
ブラームス「ドイツ・レクイエム」の練習を
臨時の指導者を招いてするという。
でもせっかくの計画なので、参加してしまった。
見学者用の楽譜を借りて、初見で歌った。
もちろん、ゆっくりなところ以外は全く歌えなかった...。
でも、発声練習を含め、とても勉強になった。
臨時の指導者は、同じ八王子市で「ドイツレクイエム」を
現在指導していらっしゃる宇野先生。
バリトン歌手として活躍されている方だ。
宇野先生は発声練習で「皆さん、いろいろな方に指導を受けられて、
いろいろなことを教わっていると思う。
それぞれプロセスは違うかもしれないが、
目指すところは一緒だと思う。」とおっしゃった。
息を肺に一杯入れて横隔膜を下げてここで支える。
両手を上下にして後ろに回し、後でひもを引っ張るようイメージで
上下に引っ張る動作をして、背筋を引っ張りながら支える。
(わかりづらい表現しかできなくて...スミマセン)
これらを意識しながら、息を遠くに飛ばすこと。
(そうそう、羽山先生も同じことをおっしゃっている!)
たったこれだけの指導で、どのパートも響きが高くなり、
耳にも心地よく聞こえてくるから不思議だ。
筆者が参加すると姉から聞いて、
中島先生が宇野先生に頼んで下さったようで、
最後に「カルミナ」を少し歌った。
その時に言われた宇野先生の印象的な言葉は
「皆さん、この演奏会はS席で5000円ですよね。
どうか5000円に見合う演奏をして下さい」
確かにその通りである。
Passioneは無料で演奏会を開催しているが、
お客様には、貴重な時間を割いて来て頂いている。
交通費をかけて遠くから来て下さる方も多い。
そんな時間とお金を費やして頂いているのだから、
自己満足な演奏になってはいけないと、改めて痛感した。
そして、練習の最後には、サプライズで中島先生がいらした。
9:30頃から中島先生を囲んで9人で飲んだ。
中島先生と飲むのは久しぶりで、懐かしい大学時代の話をたくさんした。
コダーイのミサ曲を歌ったとき、
各パートのソリストは学生の中から出した。
ソプラノは三部合唱のソリで、筆者は一番下を担当。
一番上を歌った当時のパートリーダーは、
ハイツェーを長く延ばすという難しさを平気でやってのけた強者だった。
「彼女は凄かったなぁ」
姉の家に着いたときにはもちろん日付が変わっていたが、
予定通り、日曜日には私のOB合唱団に姉は参加した。
姉もまた、いつもとは違った指導を楽しんだようだった。
そして、火曜日は、中島先生のオーケストラのコンサートで、
チャイコフスキーを堪能した。
と、音楽三昧の贅沢な時間を過ごしたという、
ごくごく個人的な話で、失礼致しました。
来週は、木曜日に鳥居先生のレッスンがあります。
頑張りましょう。