LaPassione
練習内容や、活動報告をしていきます。
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佐藤先生ご出演の演奏会に伺ってきました
I CANTORI(イ・カントーリ)という団体の公演でした。
普段は一般企業で働きながら、
個々にレッスンをしたりこの団体で研鑽をしている方達がメインとなって、
一生懸命に役を演じ、オペラの楽しさを伝えようと、
また自分自身も楽しんで歌っている姿が印象的でした。
一生懸命さが痛いほど伝わってきて、
思わず「頑張れ!」と力が入ってしまうことも...。
その中で佐藤先生は、当然ながらピカイチでずば抜けて輝いていました。
ブラボー!!
佐藤先生のレッスン
「Credo」
・ 早い u は、 o で良い
・ 全体的に平坦になっているので、強弱・アクセントなど確認しておくこと
・ エ母音が横に行きがち。特にAmen の me は気をつけて
P8 上段 1小節 Pa の p はしっかりと
唯一神の「全知全能の父」信仰宣言なので
「父」という言葉が大切。 気持ちを込めて
trem がスピードが速すぎておかしい。tr の二重子音は早めに出し始めて
e の母音の時間が短くならないように
3小節 rem の m で息が止まらぬように
coeli et terrae 「天と地」 et terrae の最初の t は発音しない
4小節 p になったところで母音が浅くならない
i 母音が続くので特に注意する
中段 1小節 Sop.「et in」の音が高くなるところで時間がかかりすぎる。準備が必要
et で延ばしているときに次へのエネルギーを蓄える
e の時にしっかり喉の奥を開けておく
5小節 Jesum Christum が初めて出てくるところなのでしっかり歌いたい
Christum に向かってクレッシェンドし、上下に広げる
下段 3小節 omni は sae に向かってクレッシェンドし、上下に広げる
5小節 Mez. De で下に落とさないように
P9 上段 1小節 Alt. De に sf が付いているが、横開きではダメ
その前が休符だが集中力を途切れさせない
2小節 Sop. Mez. の de De が遅れないように
6小節 音が下がるが patri に向かって円運動とクレッシェンド
下段 2小節 Mez. descendit が上ずる お腹の支えがなくて喉に頼ると上ずる
だからといって落としてはダメ
ここはまだ人となった喜びの部分
6小節 4拍子から2拍で取るようにするだけで、テンポは遅くしないでも 十分 lento の感じは出せる
Sop. Mez. は同じ音をなので音量を抑えて、しかし消極的にならない
P10 上段 7小節~ Cr の二重子音は早めに出す
それによって「悲しみ」を表現する
P11 上段 1小節 det から ad に上がるときに後に回して
下段 4小節~ 同じ音が続いてお経のよう
pa, fi, ra, con, ca に向かって息を流す意識
P12 上段 2小節~ Sop. も同じ音が続くが「それは予言者によって語られた」
と朗々と歌う
中段 1小節 ここはクレッシェンドをしっかり
3小節~ Sop. Mez. は同じ音が続くので下がり気味。
お腹の支えは広がっていくイメージで
下段 3小節 Alt. et の入りは縦の開きでお腹と繋がった息で歌わないと汚くなる
6小節 o で延ばしているときに( )付きのクレッシェンドにしないと
rum でうまく着地できないで、つぶれてしまう
P13 上段 6小節 a に入る前にしっかりブレスを取る 準備不足
7小節 Sop. ソに上がるときは後を回して
次の小節のファ (men) に上がるときも同じ
おかあさんコーラスはお疲れ様でした。
暑い中の強行軍で申し訳なかったと思います。
小さな事件はいくつかありましたが、全員無事に帰ってこられてホッとしています。
いくつか参考にすべき指摘を講評で頂いたので、
前向きに捉えて、佐藤先生と鳥居先生の素晴らしきご指導の下
(講評の中で「元」とあったのは誤字ですがそのままプリントしました)
まずはイル・コンチェルティーノに向け、
さらには定期演奏会に向け、成長の糧としたいと思いました。
・ゥ母音はタコの口で口の中はオ。指が最低でも1本は入るぐらいに開く
・イ母音は口を縦にするが、唇は前歯に被るように
「機織る星」
P4 上段 1小節 歌い出しがすべて。遅れない、アタックしない、落とさない
3小節 「ゆ」はタコの口
「のよう」でお腹の支えがなくならないように
下段 1小節 「きぬ」で質感を変え、絹の一筋一筋が綺麗になびくイメージを
P5 下段 1小節 「は」の H は早めに発する
2つめの「お」は遅れない「き」で息を止める傾向があるので流す
P6 中段 2小節~ 「おとめら」はブツ切れにならない
3小節 「ゆ」はしっかり出す
P7 中段 1小節 「い」を落としすぎると「呪いを込めて」の印象
下段 3小節 「く」は強くしない
P8 上段 2小節 Sop.「る」は「ろ」で良い。言葉より声を優先
下段 1小節 「あ」の開け方が足りない。上下に引っ張って
「川」
・フレーズの終わりで気が抜けて遅れに繋がる。
語頭の子音を意識することで改善できるので、各々が意識すること
P13 上段 4小節~ 2回目の「なぜ~」は子音のスピードを落とし、
するどくではなく、滞空時間を長く
P14 上段 2小節 Alt.「いらだち」の入りは良いが入ってから粘って遅れる
クレッシェンドを利用して息を前に送る
P16 中段 2小節 「だが」が幼くならぬように
P17 上段 2小節~ Sop. Alt.「ゆ」の入りは指揮を見て合わせる
P18 上段 3小節 2回目は確信。「かわは」は「なにか」に向けてクレッシェンド
「かと」で奥がつぶれる
中段 2小節 「わ」は uwa だが、準備が遅いと
するどい「ぅわっ!」となってダメ
下段 2小節 「う」で入れ直す。
特にAlt.は入れ直すことで跳び箱理論で「お」がきちんと上がる
佐藤先生が次の言葉の語頭を言って下さったときは、遅れずに出来ましたが、
その後は、やはり少し遅れてしまいましたね。
やはり、練習は録音をして家に帰ってから聴き直し、
先生の指示をきちんと守れているかを確認することが大切だと思います。
自分では出来ているつもりでも、出来ていないのがわかりがっかりしますが、
それを自覚して次の練習にいかさなければ、
毎回同じところで同じ注意を受けることになってしまいます。
3歩歩くと忘れてしまう私達だからこそ、
せめてそうならないように努力だけはしなければ...。
・3日の第一目標は、1人も怪我や病気をせずに帰ってくることです。
家に着くまでがおかあさんコーラス関東大会です。
・第二目標は、埼玉県大会より自分たちが納得できる演奏をすることです。
頑張りましょう!!!
・特に大事な言葉はしっかりと子音を出す
・低い音、音量が小さいときは子音をより鮮明に出すようにする
・子音を出そうとすることでお腹の支えがクッと入り、音程も良くなる
・ゥ母音は丸くオに近く発音する
・声は常に後を回す意識で
・音を延ばしていると音程が落ちるので、足の体重のかけ方など身体のポジションチェックをする
「川」
P13 上段 2小節 「ぜ」で音が低くなるときに。下に落としすぎてはダメ
下に引っ張ると同時に、斜め上後方へ引っ張るイメージで
4小節 2回目の「なぜ」の前のブレスはゆっくりにすることで、
質感を変える
中段 3小節 「かは」横開きはダメ
P14 上段 2小節 Alt.「いらだち」テンポに乗り遅れない
P17 上段 1小節 Alt.「か」の音程と K の子音をしっかり出すことに注意
中段 2小節~ Sop.「れ」の切り方注意。指揮も見るが自分でもカウント
ブチッと不自然に切れないようにデクレッシェンドして
P18 上段 1小節~ 「おお!かわはなにか」はレガートの中でのアクセント
1つ1つブチブチ切れないように
3小節 「なにか」に向かってクレッシェンド
中段 2小節 「わ」は uwa という意識で
P19 下段 1小節~ p が小さすぎて無関心に聞こえる
川の流れを見守る感じで
2小節~ 「の」の切り方注意
「機織る星」
P4 上段 1小節 「め」は身長が30cm高くなった気持ちで出す
Mez. は和音を決める音なので大きめに出す
2小節 Sop.「れ」でポジションまで下げてしまうと「ば」で
上がりきれなくなる
3小節 「ま」で後への回し方が足りないと息の流れが止まってしまう
下段 1小節 ppp は飲み込んだり、消極的な気持ちになってはダメ
3小節~ Sop.「それを~」遅れる。ピアノを聴きすぎない
P6 上段 4小節 「よ」は出したら最後まで責任を持って延ばす
中段 4小節 「もろさ」に向かって息を流す
下段 3小節~ ピアノがまた3連符になるので遅れないように注意
P8 中段 3小節 「果てない」と「あてない」では全く意味が違う
P9 上段 3小節~ Mez.「ひのもとにある」は大きめで良い
中段 1小節 Sop. 「たえて」の音が下がってくる
録音を聴かれた方は承知していると思いますが、全体的にフレーズの入りが遅く、
テンポが遅れていて、ピアノと全く合っていない。
指揮を見て、ピアノを聴いて遅れないようにしよう
・フレーズの出だしが遅い!!
・音楽が始まったら休符があっても音楽は流れ続けるので、息を吸っても音楽を止めないこと
・お腹を締めて息を回すことを常に心がけ、音程が低くても下に落としすぎてはダメ
・高い音の時は特に、上の前歯を出さないように
「機織る星」
P4 上段 1小節 お化けが出そうな歌い出しではダメ それほど pp を気にせずに
3小節~ 「よう」らアクセントがあるようにアタックしてはおかしい
下段 1小節 最初の出だしよりここの ppp の方が注意が必要
質感を変えたい。息をコントロールすることで音量を変える
P5 上段 1小節~ Sop.「むねのうちに」は逃げていて遅れる
ポジティブの方向に捉えて前へ
下段 1小節 「は」の H は少し前から流し始める
P6 上段 1小節 「ち」の子音が聞こえない
3小節 「おさない」の前で音楽を止めない
中段 2小節 「お」の入りが不鮮明 音が低いので鳴るのに時間がかかることを
意識して口形ブレスで準備し、次の「と」の子音を破裂させない
ここの3連符は流れるように
P7 上段 1小節 Sop.「かげらせ」はお腹の支えと喉の奥を変えないようにして
下段 2小節~ 「しょくじょのふるさと」は重たくしたがっているように聞こえる
が逆。お腹を使って前に進める
3小節~ Sop.「き」は「け」ぐらいの気持ちでよい
「き」と歌おうとすることで息を止めるので「た」に上がれない
P8 上段 1小節 Mez.「に」息が止まるため「かかる」が低くなる
Alt.「る」が上ずる。ゥ母音が横にならないようにするとよい
P9 上段 1小節 「ひとつ」の入りが遅れる 音が低くて鳴り出しに時間がかかる上に
H の発音も必要だから 早めに出し始める
中段 1小節 Sop.「な」で口が横に広がる
「川」
・フレーズの終わりを収めようとすると次が遅れて流れが澱む
・テンポが速くなったので、子音の捌きを前に前にしないと言葉が伝わらなくなる
P13 上段 1小節 「な」は口の方も口の中も縦!
2小節 「さ」は鋭い子音にする
中段 1小節 「ひ」の H は早めに出し始める
4小節 「な」合わせる
下段 2小節 「ふ」を丸い母音にしようとして口の中が狭くなってはダメ
P14 上段 2小節 「ち」からのクレッシェンドを利用して息を流していく
「ま」が低くても逃げてはダメ 跳び箱理論の踏み切り板
P15 下段 2小節 「さ」で変えるために子音のスピードを速める
子音を言うことでお腹をグッと入れ直すことが出来る
P16 中段 2小節 「だ」の前に N の子音が入ってはダメ
P17 上段 1小節 Alt.「か」の音程が「わ」とほぼ変わらないように聞こえる
いったん下に落としても落としっぱなしにはしないこと
P18 上段 3小節 「に」で横につぶれると音がどんどん下がってしまう
中段 1小節 Sop.「よ」は主音なので喉の奥を開けて明るい響きにする
Mez.「よ」は低いが響きを落とさないように
下段 2小節 「うお」で気持ちよくなって伸びすぎ